探鳥場所:埼玉県県民の森
撮影日:2026.6.24



まさかの濃霧スタート

今回は埼玉県の県民の森へ探鳥に行ってきました。

しかしこの日、現地に着いてみると……まさかの濃霧

視界は真っ白。木々の葉から水滴がポタポタと落ち続け、まるで雨の中を歩いているような感覚です。カメラのレンズにも霧の水分がまとわりつき、「今日はお蔵入りかもしれない…」と正直思いました。


霧の森を歩き続ける

それでも、せっかく来たのだからと歩き続けました。

霧に包まれた森は、幻想的な美しさがある一方で、鳥を見つけるのは至難の業。鳴き声は聞こえても姿が見えない、という場面が何度も続きます。

「今日は声だけで終わるのかな」——そんな気持ちになりかけたそのとき——


ついにミソサザイと対面!

森の奥でちょこちょこと動く小さな影。よく見ると……ミソサザイです!

日本で最小クラスの野鳥のひとつであるミソサザイ。丸くてずんぐりとした体形と、ピンと立った短い尾羽が特徴的です。そのかわいらしい姿に、疲れも霧の苦労も一気に吹き飛びました。

しかも、ただ止まっているだけでなく、一生懸命に餌を運ぶ様子を観察することができました。小さな体で何度も行き来する姿は、なんとも健気で愛おしい。
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過酷な撮影条件:ISO 20000という戦い

問題は撮影環境でした。

濃霧+森の中という二重苦で、光量は極限まで低下。カメラの設定はISO 20000という、普段なら絶対に使いたくない数値にまで上げざるを得ませんでした。

当然、画質はノイズが多く、お世辞にも綺麗とは言えません。それでも、あの瞬間をカメラに残せたことに意味がある——そう思って、シャッターを切り続けました。


霧の中ならではの雰囲気を楽しむ

振り返ってみると、霧の日にしか撮れない写真というのも確かに存在します。

白く霞んだ背景、しっとりと濡れた苔や落ち葉、幻想的な森の空気感——これはこれで、晴れた日とはまた違う魅力があります。

「条件が悪い=良い写真が撮れない」ではなく、その日その瞬間の空気感を切り取るのが野鳥撮影・自然写真の醍醐味かもしれません。


今回出会えた鳥

鳥の名前特徴
ミソサザイ日本最小クラスの野鳥。丸い体と上を向いた尾羽が特徴。渓流沿いや薄暗い林床を好む。

まとめ

濃霧という厳しいコンディションの中での探鳥でしたが、最後にミソサザイという素敵な出会いがありました。

自然の中では、思い通りにならないことの方が多いもの。でも、そんな日でも諦めずに歩き続けることで、忘れられない一瞬に出会えることがあります。

これからも、どんな天気でも県民の森をはじめ様々な場所を歩き続けていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!動画では実際の映像や写真も紹介していますので、ぜひご覧ください。


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